高知県の概要

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高知県室戸岬 高知県
高知県中国・四国地方
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高知県の概要

 県庁所在地は高知市。人口約75万人。観光地としては「四万十川」、「室戸岬」、「足摺岬」、「龍河洞」、「四国カルスト」、「高知城」、「坂本龍馬記念館」、「黒潮本陣」などが有名で、年間500万人の観光客が訪れます。漁業と野菜の生産が盛んで、土佐の「ソウダガツオ」や「なす」、「ピーマン」、「トマト」が有名です。郷土料理には「かつおのたたき」「皿鉢(さわち)料理」があります。

高知と坂本龍馬

高知といえば誰もが「坂本龍馬」を思い浮かべますが、龍馬をはじめ幕末に活躍した中岡慎太郎や武市半平太もNHK大河ドラマ「龍馬伝」で馴染みが深い人物です。高知市の「桂浜」には坂本龍馬記念館があり、海を見据える龍馬の銅像があり、高知県の代表的観光地となっています。

高知城と山内一豊

「高知城」は徳川家康から関ヶ原の戦いの恩賞として土佐一国を与えられた「山内一豊」が1603年に築城しました。以後、江戸時代の大火で焼失しましたが、度重なる修理・再建工事を経て残存しています。1749年に天守が再建されましたが、現在の天守は当時のもので250年以上の歴史建築物です。天守からは高知市街が一望でき、戦国時代の殿様の気持ちがわかるような気分になります。

空海が修行した室戸岬

「室戸岬」は弘法大師が若き頃修行した場所として知られ、後に「空海」と名乗る大師は御厨人窟(みくろど)と呼ばれる海岸近くの洞窟で修行をしたといわれています。岬には高さ21mにも及ぶ室戸青年大師像が建てられ、青年時代の空海が室戸岬を眺めている様子が窺えます。

足摺岬

「足摺岬」は土佐清水市の高知県最南端の岬で、黒潮が日本で一番早く押し寄せるといわれています。幕末の政治に多大な影響を与えたジョン万次郎の銅像や資料館、白山洞門、金剛福寺など観光名所がります。高さ80mの断崖があり小説「足摺岬」でも有名になりましたが、小説の影響で少なからずマイナスイメージもあります。

吉野川

「吉野川」は高知県北部の標高1,336mの不入山(いらずやま)を源流とする四国最長の河川です。総長194kmの吉野川を上回る196kmの一級河川です。昭和60年に名水百選、平成20年に平成の名水百選に選ばれ、現在もその美しさを残す日本最後の清流といわれています。

不入山

「不入山」は呼んで字の如く入ってはいけない(=不入り)山で、昔土佐藩が環境保護の為に入山禁止にした事が名前の由来といわれています。おかげで四万十川の源流となる不入山は自然が保護され、四万十の美しい清流が生み出されています。四万十川流域も環境保護の為のさまざまな取り組みや努力がなされており、日本最後の清流としての地位を守り続けています。

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