岡山県の観光情報
中国地方南東部の岡山県は東は兵庫県、北は鳥取県、西は広島県、南は瀬戸内海を挟んで香川県に接しており、約90の島を有しています。北は中国山地、南は瀬戸内海に囲まれており、北部は雪も多い日本海側気候ですが、南部は温暖で降水量も少ない瀬戸内式気候です。北部は中国山地と吉備高原が広がり、旭川、高梁川、吉井川が流れており、南部は岡山平野が広がっています。
県庁所在地の岡山市は降水量の少ない瀬戸内式気候である事から、「晴れの国岡山」などと呼ばれています。県土面積は7,113平方km。県人口は約193万人で、県庁所在地で政令指定都市の岡山市は約71万人、倉敷市は約47万人と県内南部の2都市だけで全体の6割を占めています。県名は戦国時代に現在の県庁所在地の岡山市地域の小高い丘に築かれた岡山城に由来しています。
観光地としてはジャージー牛の酪農地帯の「蒜山高原」、北部の湯原、奥津、湯郷の「美作三湯」、回遊式庭園で水戸の偕楽園、金沢の兼六園と並ぶ日本三名園の一つである「岡山後楽園」、商人の町屋と土蔵が立ち並ぶ「倉敷美観地区」、全長約9.4kmにも及ぶ「瀬戸大橋」、1701年に建築された特別史跡の「旧閑谷学校」、備前岡山藩の「岡山城」、高梁市の日本三大山城の一つとされる「備中松山城」など数え切れないほどの名所があります。
また、郷土料理には「岡山ずし」、「祭りずし」とも称される海の幸、山の幸を盛り合わせた豪華な「ばら寿司」やあまりの美味しさに隣の家にママ(ご飯)を借りに行くほどといわれる「ママカリ寿司」があります。