大分県の概要・温泉・歴史・観光・郷土料理

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大分県由布岳 大分県
大分県九州・沖縄
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温泉県「大分県」

 県庁所在地は大分市。県人口は約120万人で、大分市は約48万人。県土は6,337平方キロメートルで、約7割が森林地域、県面積の約3割が自然公園です。大分県は全国一の源泉数、湧出量の温泉県で、「別府温泉」や「由布院温泉」が有名です。別府市の源泉である「血の池地獄」、「海地獄」、「龍巻地獄」と「白池地獄」の「別府の地獄」は2009年に国の名勝に指定されました。

また、別府温泉は「別府八湯」とも呼ばれ、別府、明礬(みょうばん)、観海寺(かんかいじ)、鉄輪(かんなわ)、浜脇、亀川、堀田、柴石の八箇所の温泉郷があります。別府温泉の源泉数は約2800あり、全国一、世界一の数です。由布院温泉の源泉数は800以上で世界第二位です。豊後冨士とも称する由布岳(標高1584m)の手前に温泉街がひろがり、高級旅館が軒を連ねています。

大分県の歴史と観光

大分市は古来より豊後の国の中心地として栄え、鎌倉時代からは大友氏が数百年に渡って治め続けた地です。大友宗麟の時代には西洋文化、西洋の技術を広く取り入れ、日本初の西洋病院を開設しました。市内には大友氏遺跡や大友家の菩提寺万寿寺跡があり、かつての城下町の威容を伝えています。

竹田市の岡城は標高325mの天神山に1185年に緒方三郎維栄によって築かれた山城です。城は明治維新の廃城政策によって打ち壊され、現在は石垣のみが残っています。城址二の丸跡には幼少期を竹田市で過ごした瀧廉太郎の銅像もあります。

大分県の特産品と郷土料理

特産品は「しいたけ」、「かぼす」、「関あじ」、「関さば」などがあります。特に「かぼす」は全国生産量の9割以上を占め、また「乾しいたけ」の生産量も全国の約3分の1で全国一位です。

また、郷土料理には野菜たっぷりの味噌又は醤油仕立ての汁に平たい麺状の小麦粉の生地をちぎって入れた「手延べだんご汁」、白身魚のすり身にゴマや醤油とあわせた「ごまだれ」で食べる「ごまだしうどん」、新鮮なブリの刺身をタレに浸けてアツアツのご飯にのせた「ブリのあつめし」などがあります。

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