島根県の観光情報
県庁所在地は松江市。県人口は約70万人で、松江市人口は約20万人。かつての「出雲国」、「石見国」、「隠岐国」。隠岐の島と竹島も島根県に属する。観光資源として「出雲大社」、「石見銀山」、「松江城」、「宍道湖」、「玉造温泉」、「隠岐島」などがある。「出雲大社」は大国主大神を祀る神社で、西暦659年に造営されました。
島根県は神々の故郷、神々の国ともいわれ、「出雲大社」は毎年旧暦10月になると全国から800万もの神々が集って会議をする場といわれています。10月は日本中で神が留守になる、すなわち神が無い月だから「神無月」といわれるのですが、島根県だけは神々が在る月として「神在月」と呼んでいます。また、出雲大社の大国主大神は人々の縁を取り仕切る「縁結びの神」として信仰されており、全国から参拝者が訪れます。
松江市の松江城は現存する12の天守の内の一つで、松江藩初代藩主堀尾吉晴により1611年に築城されました。島根県東北部の「宍道湖」は79平方キロメートル、周囲約45kmの国内7番目の大きさの湖です。淡水と海水が入り混じる汽水湖で、漁獲量の約9割がシジミです。夕陽の美しさでも有名で日本の夕陽百選の一つにも選ばれています。
郷土料理にはその宍道湖で獲れるヤマトシジミを使った「しじみ汁」やそばの実を殻ごと挽いた蕎麦粉でつくる「出雲そば」があります。