福島県の概要・観光地・温泉・郷土料理

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福島県会津若松城 北海道・東北
北海道・東北
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福島県の概要

 東北地方南部の福島県は北は宮城県、山形県、西は新潟県、南は群馬県、栃木県、茨城県に接し、東は太平洋に面しています。県土面積は13,782平方kmで、北海道、岩手県に次いで全国3位。県土の7割の97万haが森林で全国4位。県人口は約200万人で、県庁所在地の福島市は約29万人。

福島県は13市13郡31町5村で構成されていますが、県は大まかに会津、中通り、浜通りの3地域に区分されます。新潟県との境の越後山脈と県中央部の奥羽山脈との間の会津盆地を中心とする地域を「会津地域」、奥羽山脈と太平洋岸の間にある阿武隈高地との間の地域を「中通り地域」、阿武隈高地と太平洋岸との間の地域を「浜通り地域」と呼んで区別しています。

各地域は山脈によって隔てられている上に、太平洋岸、高地、内陸、盆地などの諸条件から気候が異なります。越後山脈と奥羽山脈の間の「会津地域」は日本海側気候で全域が豪雪地帯で知られています。盆地である事から夏は暑くなりますが、冬の積雪は相当な量です。「中通り地域」と「浜通り地域」は共に太平洋側気候と内陸性気候の特徴がありますが、「浜通り地域」の方が太平洋側気候の影響が強くて比較的暖かいです。

福島県と会津

 福島といえばNHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台となった「会津」が良く知られています。1868年からの戊辰戦争、会津戦争を戦った会津藩の鶴ヶ城の籠城戦は過酷なものでした。白虎隊の悲劇もあり、籠城戦の末に会津藩は降伏、鶴ヶ城は破壊されました。現在の会津若松市の鶴ヶ城は昭和40年に再建されたものです。

福島県の観光地と温泉

観光地としては会津若松市の鶴ヶ城、会津武家屋敷、猪苗代湖、野口英世記念館、南会津の尾瀬の湿原、白河市の丹羽長重築城の小峰城、いわき市のいわき・ら・ら・ミュウなどがり、温泉には郡山市の美人の湯として名高い磐梯熱海温泉、日本三古泉の名湯「いわき湯本温泉」(いわき市)、奥州三名湯の一つ「飯坂温泉」(福島市飯坂町)、荒川の渓流沿いに湧く「土湯温泉」(福島市)、吾妻山中腹に湧く「高湯温泉」(福島市町庭坂)などがあります。

福島県の郷土料理

福島の郷土料理にはホタテの貝柱で出汁を取って豆麩、人参、椎茸、里芋など具沢山のお吸い物の「こづゆ」や保存食の身欠きにしんを山椒の葉と共に会津本郷焼のにしん鉢で漬けた「にしんの山椒漬け」などがあります。

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