長野県の概要
長野県は群馬県、埼玉県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、富山県、新潟県と全国で最も多い8つの県に囲まれた内陸県です。県土は東西128km、南北220km、面積は13,562平方kmと全国4位で、県土の約8割が森林地域で北海道、岩手県に次ぐ全国3位の広さです。県人口は約215万人で、県庁所在地の北信地方の長野市人口は約38万人です。
県内は日本アルプスの飛騨山脈、赤石山脈、木曽山脈、諏訪湖、千曲川、木曽川、長野盆地、上田盆地など変化に富んだ地形となっており、気候は基本的には内陸型です地域毎に差異があります。
県土は一般的には北信、東信、中信、南信地方に区分されます。長野県北部の北信地方は北信州、北信濃とも呼ばれ、長野市がある長野盆地を中心とした区域です。東信地方は東信州、東信濃とも呼ばれ、千曲川流域の上田市、佐久市がある地域です。中信地方は長野県西部の中信州とも呼ばれる地域で、松本市と木曽福島町があります。南信地域は諏訪湖から伊那谷までの地域で、諏訪市、伊那市、飯田市があります。
長野県の郷土料理
郷土料理には全国でも蕎麦の名産として名高い「信州そば」や野菜や山菜を小麦粉などで包んだお饅頭の「おやき」などがあります。
長野県の観光地と温泉
長野県は広大な県土で山岳地帯が多く、高原、山岳リゾートなど大自然の観光地が数多くあります。国の特別名勝・特別天然記念物の松本市の「上高地」、避暑地として名高い「軽井沢」、志賀高原、美ヶ原高原、菅平高原、八ヶ岳、野辺山高原、車山高原、栂池高原、乗鞍高原、斑尾高原など標高の高い山岳・高原地帯があります。
もちろん、豊かな自然だけでなく県内には名湯と呼ばれる温泉や、歴史のある観光資源や文化遺産が数多くあります。長野県は全国的にも有名な温泉大国で、環境省自然環境局の平成23年度データによれば北海道の244に次いで全国2位の225箇所の温泉地があります。尚、温泉地とは宿泊施設のある場所を指します。長野県内には別所温泉(上田市)、白骨温泉(松本市安曇)、野沢温泉(下高井郡)、鹿教湯温泉、上諏訪温泉、下諏訪温泉、横谷温泉、蓼科温泉郷、戸倉上山田温泉、田沢温泉、昼神温泉(下伊那郡阿智村)、地獄谷温泉、湯田中渋温泉郷(下高井郡山ノ内町)など名湯が沢山あります。