山口県の概要・歴史・観光地・郷土料理

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山口県錦帯橋 山口県
山口県中国・四国地方
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山口県の概要

 県庁所在地は山口市。人口約140万人。山口市は県中央部、人口約19万人ですが、下関市は約28万人、宇部市約17万人、岩国市約14万人、周南市約15万人と県庁所在市の割に人口が少ないです。

山口県の歴史

 「長門国」、「周防国」と呼ばれ、戦国時代は毛利氏により統治されていました。1871年に廃藩置県により山口県となります。幕末期は徳川幕府による長州征伐をうけますが、高杉晋作らが率いる奇兵隊の活躍により長州藩が勝利します。長州藩は坂本龍馬の仲介による薩長同盟を経て、明治維新の中心的役割を果たす事になります。 こうした歴史的背景からか山口県は政治色、政治的風土が強く、県内から既に9人の首相を輩出しています。

山口県の観光地

観光資源としては「錦帯橋」、「柳井の白壁」、「防府天満宮」、「秋吉台・秋芳洞」、「ときわ公園」、「関門海峡」、「巌流島」、「長門湯本温泉」(長門市)、「湯田温泉」(山口市)などがあります。

岩国市の「錦帯橋」は国指定の名勝に指定される五連アーチの木造橋です。17世紀の岩国藩の時代、錦川の洪水により橋が度々流出していた折、流されない橋を研究し続け当時の技術の粋を結晶して造られたのが「錦帯橋」でした。「錦帯橋」は1,674年の再建後、以来1950年までのキジア台風で流出されるまで200年以上に渡り存続し続けた橋でした。その後1953年に再建工事が完了しましたが、2001年から2004年まで架け替え工事が行われました。「錦帯橋」は現代の建築技術からみても遜色のない極めて高度な技術で橋が建造されています。

防府市の「防腐天満宮」は学問の神様とされる菅原道真を祀る神社で、西暦904年に創建されました。学問の神様とされる事から例年受験シーズンになると受験生の参拝者で賑わいます。

美弥市の「秋吉台」は日本一の石灰岩の台地(カルスト台地)で、3億年前のかつては海の底でした。国の特別天然記念物として、秋芳洞とともに県内随一の観光名所となっています。

「秋芳洞」は日本最大の鍾乳洞で全長8.9kmで観光コースとして1kmが開放されています。秋吉台には秋芳洞を含む450もの洞窟が発見されており、秋吉台全域に分布しています。

山口県の郷土料理

山口県の郷土料理では合戦に備えて殿様が命じて作らせたとされる「岩国寿司」や縁起を担いで福と呼ばれる「ふぐ」を使った「ふく料理」が有名です。

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